| ■ボードのボーダー 〜盤上遊技の境界線 | |
|
◇ 世の中には様々な種類のゲームがある。 将棋やチェスといった伝統ゲーム、ウォーゲームやSLG、 RPG、TCG、そしてこのページで大きく取り上げている ドイツゲーム等々。 私はいずれのジャンルのゲームも夢中になって遊んだ。 そしてどのゲームも独特の魅力を持っていると思う。 そもそもこういったゲームの違いは何なのだろう。 ゲームをあまりプレイしない知人に質問されたらはたして 妥当な説明をする事が出来るだろうか。 そうなった時に困らない為に(苦笑)少し考えてみたいと思う。 ◇ 必要なものこそすべて〜 伝統ゲーム 将棋やチェスといった伝統ゲーム。背景らしい背景もなく コンポーネントも簡素なものが多い。 その特徴は長い年月により洗練されたゲーム性で あると言えよう。 ルールは簡単で覚えるのはさほど難しくないが、 ゲームに強くなるにはなかなか難しいものである。 シンプルだけど奥が深い。それが伝統ゲームの魅力だと思う。 ◇もっともっと世界を我が手に 〜SLG SLG(シミュレーションゲーム)の特徴はその名が示すとおり 特定の事象を再現する事にある。 再現する事象は史実に基づくものからファンタジーやSFまで 様々なものがある。伝統ゲームと比べるとルール分量が多く、 そのルールの多くが世界を再現する為のルールである事も 特徴である。 ルールの修得には少し手間取るかもしれないが、 一度覚えてしまえばどっぷりとその世界に浸れる。 それがSLGの魅力だと思う。 ◇持っている能力は未だ未知数 〜RPG RPG(ロールプレイングゲーム)もSLGと同じく世界の再現を 目的としている。が、その方法はSLGと異なっている。 SLGがルールによって世界を再現しようとしているのに対し、 RPGは参加者が世界を描写する事によって 世界を再現しようとしている。 時にはGM(ゲーム管理者)に 世界を再現する為にはルールを無視する権限まで与えるものがある。 またルールを読んだだけでは遊べないのも大きな特徴である。 GMが世界観を元に舞台を決め、他のプレイヤーが操る キャラクターを選択して初めてゲームがプレイ可能になるのである。 これは同じルールを用いていてもGMや参加者の嗜好により ゲームが全く別のゲームになってしまう事を表している。 ルール単体では遊べない不完全さ故に遊び手に想像力が 要求される。それがRPGの魅力だと思う。 ◇どこまでも成長し続ける怪物ゲーム 〜TCG TCG(トレーディングカードゲーム)はゲームに使用するデック (カードの集まり)を自分で作り、それを使って勝敗を競い合う。 カードは小分けに販売されており、内容物はランダムである。 ゲームをプレイするにはまずデックを用意しなければならない。 ゲームの外でも他のプレイヤーとのやり取りが発生するのが 目新しい。効率よくカードを手に入れるためのトレードや 流行のデック構造チェックの情報交換などゲームプレ以外にも ゲームのためにやれることがある。 ゲームに使用されるカードが一定期間で入れ替わるのも 大きな特徴である。そのおかげでプレイヤーは遊び尽くすことなく いつまでも新たなゲームを楽しむことが出来る。 極め尽くすことの出来ないゲーム。それがTCGの魅力だと思う。 ◇お手軽に本格ゲームが楽しめる 〜ドイツゲーム シンプルなアイデアを核にゲームが作られており、 ルールを読めばすぐにゲームを始められる。 美しいコンポーネントや簡単な背景世界で プレイヤーのゲームへの集中を助けている物が多い。 そして程良い奥深さを持っている。 手軽に本格ゲームが楽しめる。それがドイツゲームの魅力だと思う。 以上が現在の各ゲームに対して私が持つイメージである。 これで万が一、違いを聞かれても困ることはないだろう(苦笑)。 同じ様なイメージを持つ人もいると思うし、全く違った意見を 持った人もいることと思う。 出来れば一度考えてみて欲しいし、可能ならばそれを 表明してみて欲しい。多くの人で考えることで、 新たな発見がもたらされるかもしれないのだから。 出来ればその発見で多くのプレイヤーに恩恵がもたらされん事を。 | |
2003/02/25・偽 |